相談事例① 60代 女性
保有の分配投信について
金融機関から毎月分配型の投資信託を勧められて購入しました。現在、毎月分配金を受け取っていますが、基準価格が下がっていて増えているのかどうか分かりません。どうしたらいいですか? |
■お客様とのお話で分かったこと
・年間の収入は約150万円、支出は200万円
・独身のため、将来は老人ホームへの入居をするつもり
・金融資産は現預金1,000万円と投資信託(毎月分配型)2,000万円
■問題点
・毎月分配型投信の中身が1つの資産(REIT)しか入っていないため、分散投資ができていない。
・分配利回りが高すぎるため、元本が減りやすくなってしまっている。
■ご提案の内容
・現状の支出(生活費、光熱費など)と収入(年金)をヒアリングし、毎月の収支を計算。
・年金だけでは資金が足りないため、金融資産から必要な収入を計算。
保有されている分配型投信を売却し、複数の投資信託に資産を分散すること。また、定率解約することにより年金収入にプラスした毎月の収入源を確保するとともに、資産寿命を延ばすことをご提案。
弊社は長期、分散投資の基本を守りながら、お客様の資金ニーズに合わせた提案を行います。